2017/10/07

最近のモチベーションとその影響

最近仕事に対してのモチベーションが低下しています。

理由は簡単

頑張ったけど、ダメだった

うーん、結構頑張ったんだけどなぁ、、、力が及ばなかった。なので、私が頑張ったプロジェクトは、あんまり成果を出せなかった。しょんぼり。

だから、次に切り替える必要があるけど、それは別途考えるとして、今回のモチベーション低下の影響はどこらへんに来ているか?というのを考えてみた。

  • 勉強しなくなった

最近、全然勉強しなくなった。何らかの知識やスキルを身につけるために全く時間を使わなくなった。
仕事が忙しいときは、物理的に時間を投資できなかったけど、今は、余剰時間を動画を見たり、映画を見たりしてつぶしている。たまにバイクにも乗る。楽しい。あれ、別にこれでいいんじゃない?

 という訳にもいかない

仕事を続ければ、それなりに経験値が溜まる。だから従事している仕事の範囲であれば、ステータス値がのびていると思う。多分。
でも、ステータスの伸びは、リニアではない。エクスポネンシャルだと思う。だから伸び率が低下する。

結果、今の仕事の範囲内でしか仕事ができない、という人材になってしまう。

今の業種あるいは今の会社に居続ける、られる、という前提ならそれでもいいと思うけど、いつ「あー、君、明日からこなくていいよ」と言われるか分からない。だから、やっぱり不安。このままでいいのか?unko人材になっていっていないか?と。

ま、そこまで心配することでも無いけど

  • 効率がおちた
 これは、想定通り。でも、負のホーソーン効果、、では無い。
 具体的には、周囲をフォローできる能力が低下した。視野が狭くなっているような感じ。今まで気づいていた課題や、あるいは課題が出る予兆に気づかなくなった。

 有視界飛行+計器飛行 →有視界飛行→暗くなってきて、あんま見えない

という感じで、リスクとかに気づきにくくなっている。

視野、と書いたけど、イメージで言うと、ニューロンの形成が鈍くなった感じ。
集中力が落ちている+刺激が低下している、のかもしれない。

なんか、モリモリ仕事をしていたときは、キリッとした顔で仕事をしていたような気がするんだけど、今は、口を半開きで、よだれ垂らしながら、ウォう・・・、って感じで、一言で言えば、ゾンビっぽい。

かゆい・・・うま・・・・ったです

  • どうでもよくなってきた

周囲の問題に気づかなくなってきた のもあるけど、気づいても、
「まぁいいか、彼ならなんとかするだろ」
と無関心になってきた。やっぱり刺激が低下しているのかしら?
 
でも、実際には、何とかならなかったりするので、大体、あちこちで煙が上がり始める。なんか、これ書いてる途中で、だんだんとどうでも良くなってきた気がしてきて、うーん、集中力が続かないのかなぁ、、、と。やっぱり、ニューロンの結合力が落ちているとか、神経伝達物質の濃度が低下しているんじゃないのか?
 
  •  考え方が極端/物騒になってきた
 仕事が忙しいときは、敵をいかにして味方につけるか、敵をどう排除するか、あるいは、どう根回ししておくか、どうやって黙らせるか、ということをよく考えていた。ま、それはいいと思う。考え方やミッションや評価関数が違う以上、どうしても、敵対する人、組織は出てくる。そういったコンフリクトを調停して、いい感じのバランス点に落とし込むのは、どの職種でも必要なことだと思う。

別にパワーゲームをしたい訳でもしている訳でも無いのだけど、戦ったり、調停したり、交渉したりする以上、やはり、こちらのカードを充実させておきたい、あるいは、戦力を上げておきたい、という思いは常々ある。

全員が二等兵のままでは、やっぱり組織としてはしんどいし、切れるカードも少ない。ブラフだけで勝負をするのは、ギャンブラーであって、ビジネスマンではないと思う。

なので、人材育成は、常駐型のテーマとして、常日頃考えているし、活動もしていた。その意味において、周囲のモチベーションには、気を配っていた(つもり)

 その中で、長いことモチベーションが低い人がいた。彼のモチベーションをどうやったらあげられるだろうか?と結構考えていたし、上司その他を味方にし、教科書レベルのエンパワーとかを試してみていた。以前は。

最近は、
「もう、お前のモチベーションとか知ったことか。いい大人がいつまでこじらせてやがる。お前がやらないのなら、俺がお前の仕事を奪う。」

と、だんだんと極端になってきた。これも思考の幅が狭まっているためかもしれない。

  • で、気づいたこと

一つ真実(と信じている)があるとすれば、本人が、モチベーションを上げようと思わない限り、周りがどう動いても、その影響力はとても限定的である、ということ。
エンパワーの手法を試しても、一週間ぐらいしか保たない。ピークパワーが出るだけで、エンジンの基本特性は何も変わってなかった、という感じ。

そして、最近思う。

うちのチームでは無いが、他のチームには、自分が作っている商品について、何もしらない、知ろうとしない、基本的なことを勉強しない、理解しようとしない、自分のスキルを上げようと思わない、間違いを指摘すると逆切れしてくる、という人たちが結構な数存在する。

そういう人たちは、もしかして、今の私と同レベルまで、モチベーションが低下しているのではないか?と。

そう思った瞬間、少しだけ寒気がした。
こんな状態で仕事をしているの?と。
それ、仕事面白くないでしょ?と。
面白くないことを続けていたら、バッドスパイラルになるんじゃない? と。


気のせいだといいんだけどね。



2014/01/06

映像配信サービス

U-next

今登録すると、ポイントがつくとのことで、登録してみました。2週間で解約しないと月額1990円かかりますよ?、といういつものやつですが、解約はWEB上で可能だし、3ステップぐらいで終了するので、

・解約は電話のみ
・解約のための電話番号は、トップページから7階層ぐらい辿らないと分からないような、常人には見つけることすら困難なところに配置

という、クレジットカードや携帯電話キャリアやWimaxキャリアなどの、悪意に溢れかえった販促にくらべれば、非常に良心的です。本当に「一回試してみてよ、ねッ」ということなんだと思う。

で、肝心のコンテンツですが、そこそこのものがそこそこ揃っている、という感じです。Fuluに比べると、本数はかなり少なめですが、よく見そうなものをセレクションしている感じはします。

ただ、月額2000円、という値段。微妙というか、WowWow入るくらいならこっちがいいかなー、と思わないでも無いけど、DVDレンタルでいいんじゃない?という気もしないでもない。とくにペイ・パー・ビューの価格設定は、大体新作420円、旧作210円、と他の動画配信サービスとほぼ同じ値段。故に、やっぱり心理価格的にちょっと高い。冷静に考えると、400円ぐらいいいじゃん、と思うのだが、実際にポイントがモリモリ減っていくところを見ると、420円は420円以上の心理コストがあるように思う。新作が300円切ってきて、旧作が100~130円ぐらいの設定だと、TSUTAYAには行かなくなるかもしれない。ちなみに画質は結構良いです。

しかし、このサービスは、映画館にも使えるポイントが毎月630円分付くので、映画好きで、ツキイチぐらいで映画館にも行くし、土日は家でも映画見るよ、的な人は良い値段設定かもしれない。というか映画館の価格設定高すぎじゃないですかね。変動価格にして、もう少し空席率を下げる取り組みとかできないもんでしょうか。

と、ここまで書いてみて思ったのですが、この手の映像配信サービスは、ターゲットの可処分時間をどうやって奪うか、ということだと思うのですが、敵は誰なんでしょうね、、と考えると人によってかなり違いますね。だから、いろいろなデバイスで再生可能です、というのは必須なのでしょうね。テレビやスマートフォン、PC、タブレットに割いている時間を奪えるか、という勝負なんでしょう。

2013/12/20

自戒とバランス

少し早く帰ってきました。少し思い悩みがあったので。

 最近、自分が天狗になっていると感じています。チョーシに乗っています。 数カ月前に「自分の本棚を見ると、自分が如何に何も知らないのかを思い知らされる」 と述べたことがありますが、もう忘れています。人=私は嫌なことから目を逸らして生きてくのでしょうか。


平均以下効果という認知バイアスがあります。 「みんな自分より能力が高い」というバイアスです。
どうにも扱いの難しい「自信」の取り扱いですが、Harvard Business Reviewに載った2番目の記事では、自信のない人のほうが、より成功する、という説を唱えていて、このメディア上ではコメント欄が200近くに達して軽く炎上しています(笑)。

(中略) "自分への自信は低い時に限って助けになる。" とのこと。ただ、extremely low (極端に低すぎる) のはダメ、とのことで、その案配がどうにも難しいところなのですが。 先のクルーガーの「平均以下効果」が発揮されているような自信のない人のほうが、自信満々の人よりも成功する要因は、以下の3点にあるとのこと。

1.Lower self-confidence makes you pay attention to negative feedback and be self-critical 低い自信はネガティブなフィードバックへの傾聴を促し、自分自身に対して批判的になれる

2.Lower self-confidence can motivate you to work harder and prepare more 低い自信はさらなる勤労・勉強と、さらなる準備に向けたモチベーションを起こさせる

3.Lower self-confidence reduces the chances of coming across as arrogant or being deluded 低い自信は傲慢になったり勘違いしたりといった傾向を減らしてくれる

反対にダニングクルーガー効果というバイアスもあります。こっちは、「みんな自分より能力が低い」です。

これは、コーネル大学の2人の研究者の実験による理論として1999年に発表されたもので、「知識の少ない人間が、もっと知識の多い人々より自分の方が物事をよく知っていると思い込む」現象のことです。
実験に当たって彼らが立てた仮説は以下の4つで、結果的にそれらがほぼ証明されたのです。

無能な人々は、自分のスキルのレベルを過大評価する傾向がある。
無能な人々は、他者が持っているスキルを正しく認識できない。
無能な人々は、自分の無能さがどれほどのものかを認識できない。
こうした人々も、本質的にスキルが向上するような訓練を施されれば、それまでのスキル不足に気づき、それを認めることができる。
いずれも、能力に対する認知バイアスです。

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私は天狗になっているわけですから、ダニエルクルーガー効果が現れていると考えています。 しかし、この考え方は、結果と原因が逆転するので、気づきます。 この認知バイアスは、原因と結果がスパイラルする構造である、ということです。

 天狗になるというのは、とても危険です。 どんどん、少なくとも非線形的にアホになっていきます。超やばいです。

今私の部屋の本棚には本がありません。代わりにM645だのGlock17だののオモチャがノッています。 これは私が天狗になっているトリガの一つだと思っていますが、本質は別のところにあると考えています。

結論から言うと、「MPが減っているから」と思います。

MPはマジックポイントではなく、メンタルポイントです。

精神力、あるいはSAN値と等価だと思います。
俗に言う「モルダー、あなた疲れているのよ・・・」というやつです。
ち、違うんだ!これは何か政府の陰謀が裏にあるんだ、的な。

 他の方はどうかはわかりませんが、私のMax MPはそれほど大きくありません。
 また、MPは、私が何か行動を起こすたびに、基本的に消費される、代謝に近いリソースです。 リソースである以上、減ったら回復させなければなりません。

私の通常運行時は、一晩寝たらMaxMPの15%ぐらいは回復するので、一週間ほどお花畑に行けばほぼ全回復します。

逆に、一週間ほどMPを削られるような、難儀な仕事なり作業をすると、あっという間に黄色信号が点灯します。

仕事の中でも、クレーム対応は、とてもMP消費量が大きい仕事です。放っておくと私は腐ります。

最近は、MPが減るような業務は、如何にMPを回復させるか、あるいはMPの減少量を如何に少なくするか、というマネジメントが大変重要であることに気づきました。

この文章を書く という行為も、MP回復手段です。私は文系に憧れています。

 しばらくは、回復手段探しをやろうと思います。 人をバカにしていても、特にどのポイントも増加しないし、経験値も増えませんしね。