quoted from:Google Buys Simplify Media To Power Music Syncing For New iTunes Competitor
Google just announced that it bought Simplify Media,a startup that offers software that lets you share your iTunes music across platforms, including the web.
6/30を持って、正式にサービスが停止しました。半永久的に続くとは思っていませんでしたが、購入時にはこの展開は読めなかった。でも、後付で考えると、確かにGoogleがこの分野に参入していないのは逆におかしかった。特に、iTunes がGeniusを始めた時などは、いかにもGoogleが好きそうなネタでもあった。
それにしても、情報技術とその周辺の変化スピードはめまぐるしい。制御や電気なんて、基本はもう50年以上変わっていないけど、情報技術はパラダイムシフトが起こるんじゃないかという予感を抱かせる。だから、GoogleやAppleにはなんだかワクワクさせられる。
色々な学会(といっても国内だけど)を見に行くと、大きな潮流やダイナミックな変化は感じられないけど、豆球ぐらいの僅かな先行波が見えることがある。それがビジネスとして大成するかどうかを見分けるすべは、未だに分からない。でも、広く情報収集することで、すぐにキャッチアップする、するための方策が見える、ということはある。
イノベーションというぐらいだから、そりゃ自分で作り出すのが一番楽しいんだけど、それが駄目なら、そういう奴らが居ないか、そういう奴らが何をしようとしているか、をWatchする、これも面白い。
今思えば、こういう流れはGoogleカンファレンスを見てたら気づいたんじゃないか、という風な気もしている。
それと、展示会。
展示会の説明員は、割と”本当に開発やってる人”や”研究者”が引っ張りだされてくる。実は、展示会の説明員をやるのを皆嫌がる傾向がある。”質問に答えられないから”だそうだ。なので、”やっぱ作った人に説明してもらわないと”という最もらしい理由で、その道を少し先に行っている人たちが引っ張られてくる。こういう機会に色々聞き出すと、色々教えてもらえる。ネタを引き出すコツは”本当に困ってそうなことを質問してみる”
”でも、これ精度が出ないんじゃないですか?”とか”いやー、コレ単体だとなかなか儲からないんじゃないですか?”とか。向こうが”いやー、本当に困ってるんですよねぇ”といえばシメタものです。学生さんもそういう機会を利用して情報収集してみては如何でしょうか。