海外出張中です。アメリカさんは遠いですな。
従来であれば、チャールズ川でスケートするし、ガス管は破裂して人死んじゃうし、水道管は凍りついて破裂して道路封鎖されちゃうし、という気候なのですが、「ああ、まるで天国のようだ」という気候のおかげで、少し寒いかなー程度で済んでいます。そんなに寒いの?
仕事の関係で、Bostonに来ています。写真はMITの賛否両論ある、スタタセンターです。「まあ、殆どは否なんですが」だそうです。この写真だとまぁ、まだカッコ良さげですが、実際は煤けた奇抜な建物で、なんじゃこりゃ、ダサッ、って感じです。
MITの中に入って、研究者のにーちゃんと雑談してきましたが、なんというか、工学系の大学ってどこも同じニオイがしますな。懐かしいというかなんというか。汚ったなかったなー、実験設備も手作り感溢れすぎで良い印象。「これ、ノイズ大丈夫?」「あー、たぶんOK。十分に小さいネ。」「えー、本当にー?ここ、隙間空いてるやん。」みたいな会話とかしてみたり。
彼らと議論していると、なんというか、すげぇポジティブシンキングで、いいなー、と思いました。見習わないとね。ちょっとネガティブな質問、例えば、その方法だと精度が出ないんじゃないの?とか、それって、本質的に答えが出るのん?とか聞くと、どいつもこいつも、決まって「ああ、それは良い質問だ」とか「とてもチャレンジャブルな問題だ」と言う。決して、難しいだの、無理だの、というワードは出てこない。こういうところは、まぁ、見習いたいところ。頭ごなしではないけど。
ただ、なんというか、ミーの英語力がとても低いので、一日中英会話しているとさすがに疲れる。特に、英語の場合は、聞き取る時も、集中していないと意味がわからないので、ほぼ一日中集中している。疲れる。頭イタイ。あと、あいつら、ちっともゆっくり喋らねぇ。ついでに、移民系の方は訛りが強くて、さっぱり聞き取れない。
ああ、そうそう。ロブスター食べました。ボストン来たら、一回は食え、と言われたので。ご馳走になっておいてアレですが、あんまり美味しくないです。時価とか書いてあったからちょっとビビリましたよ。($49でした)
なんというか、美味しいエキスが全て溶け出した後の抜け殻って感じでした。クラムチャウダーは美味しいですよ。オススメ。
仕事の結果は、まぁ、あの、出張に来た甲斐はありました。会って話す情報量はやっぱり多いですな。