「TV視聴率の全体的な低下の原因を、代替消費とコンテンツの質低下、以外で説明せよ」
結局、私が辿り着いた答えは
「情報のやりとりが変質しつつある。つまり、情報の享受から、発信と享受の双方向へ」
なんのことはない。WEB2.0の概念そのままなのだ。自分で考えた、というより、持っている知識の中から、マッチングするもを見つけて来たんですな。
でも、私の思考はここで停止。次のノードが見つからない。
「なぜ、変質しつつあるのか?何が変わったのか?何がトリガーなのか?」
この質問に答えが見つからない。
そこで、少し考え方を変えて、
「双方向の情報のやりとりこそが、人間の根源的かつ本質的な欲求で、いままで、単にそういうスキームが無かったから、できなかっただけ、なのかな?」
と、考えてみた。
それで、「人間 欲求 情報」でグーグル検索すると、下記のような記事が引っかかった。
quoted from:「オンラインゲームが人間の欲求に入り込んできた」--キューエンタテインメント:インタビュー - page3 - CNET Japan
水口:僕はメディアについて研究をしてきましたが、パッケージのゲームとネットワークのコンテンツというのは映画とアミューズメントパークぐらい違うと思っています。でも、ユーザーが楽しみたいときに何をするかという選択肢の中では、映画とアミューズメントパークってそんなに差がないと思うんですよね。
これは持論ですが、人間というのは持っている欲求とか本能をどう満たしていくかというときに、質的な変化を起こす者ではないかと思っています。そういう意味では「みんな何を求めているのかな」というところに原点があって、物質的なものには依存していないと思うんです。
だから、ネットワークでつながるという感覚は、人間の欲求の中で結構大きく入り込んできていると思うんです。今までゲームでつながりたいという欲求とか要望ってそんなになかったんですよね。でも、それが入り込んできた現状では、ユーザーは「お店に行ってハードとソフトを買って遊ぶ」から「いつでもどこでも簡単に参加できる」という欲求の方が大きくなるかもしれない。この欲求の矛先がどこに向かうかということを、すごく考えるんですよね。
そして、ユーザーの欲求を実現させるために自分の得意不得意を考えると、ネットワークのコンテンツの考え方は、さっきの映画とアミューズメントパークの違いのように、いい映画監督がいいアミューズメントパークを運営してマネジメントできるか? という状況になると思うんです。
この人面白いですね。共感したのは、ボールド部分。私には知識があまりないので、もう少し調べてもいいかもしれません。なんでもかんでも「欲求」でカタをつけるのは、思考停止の罠っぽいから、裏を取らないとネ。
ということで、もう少し検索結果を辿ってみると、下の記事に私が引っかかった。
quoted from:選択理論とは?- ウイリアムグラッサー博士の提唱する新しい心理学―人材教育コンサルティングのアチーブメント
従来の心理学では、人の行動、感情は外部の人や環境からの刺激に 対して反応するという、「外的コントロール理論」が主流であったのに対し、選択理論では、「人の行動は外部の刺激による反応ではなく、自らの選択である」つまり、「内的コントロール理論」だと主張しています。
外的コントロールの表れとも言える7つの致命的習慣が人間関係に多用された結果、多くの人間関係は破壊されてきました。そして大切な人間関係を維持できないことこそが、ほとんどすべての問題の原因である、というのが選択理論の考え方です。
これ、コヴィー先生が言ってることと、根底は同じですよね。そういえば、これは映画Matrixでもテーマになっていましたね。
選択理論については、面白そうなので、ちょっと本を買ってみようと思います。
あと、水口さんのプロフィール見ると、元気ロケッツのプロデューサやっているんですね。オモロイ発想するひとやなぁ。
うーん。なんというか、情報って本当にいろいろなところで、繋がっているんですねぇ。ちょっと驚いています。あと、オライリーはやっぱり凄いと思う。
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