quoted from:蔵書 デジタル化 国会図書館加速 jino/ウェブリブログ
グーグル検索に対抗
米グーグルによる書籍の全文ネット検索サービスに対抗しようと、国立国会図書館は蔵書のデジタル化を加速察せる方針を固めた。今年度の補正予算案に約127億円を計上。年間総額は前年の約100倍の規模で、今年度中に国内図書の1968年刊行分まで計約77万3千冊を電子化する計画だ。
同館の蔵書は全部で917万冊。このうち明治・大正期に刊行された書籍の一部、約14万8千冊をデジタル化してネットで公開しているが、蔵書の1.6%にすぎない。
補正予算案が認められれば約92万冊、同館の国内図書の4分の1近くのデジタル化が終わる計算だ。ネットで公開するには著作権処理も必要だが、同館は1945年までに刊行の国内図書の権利処理を今年度中に終える計画をたてている。(朝日新聞2009.5.13.)
去年だったか、国会図書館が面白いことやってるなー、と思いましたが、その後どうなったかを少しだけ調べてみたら上記のようにまだ続けているようですね。
どうも、動機がアレではありますが、なかなか「みんなのためになること」をやろうとする姿勢は評価しないといけませんね。同じ文科省でも局が違うとずいぶんと文化が違うようですな。
某課はISSUEの設定の時点でおかしいと思うんですよね。ユーザー(国民)が求めているのは、「透明性」なので、お金の流れが分かるような仕組みを考えます、で答えの方向性は出るハズなのですが、どんどん話はネジれてもはや収集がつかなくなりつつあるように見えます。手段と目的が逆転してませんか?背景が色々あるのはなんとなく理解はしますが。。
quoted from:「iTunes Store」が米国音楽小売り販売で首位に,Appleが調査結果を引用:ITpro
米Appleは米国時間2008年4月3日,同社のデジタル・コンテンツ配信サービス「iTunes Store」が,米国の音楽小売り販売において米Wal-Martを抜いて首位に立ったと発表した。
同社が引用した米NPD Groupの調査結果によれば,2008年1~2月に米国で販売された楽曲数(CD1枚は12曲で換算)では,iTunes Storeが最も多かったという。
iTunes Storeは,昨年7月に音楽ダウンロード販売が30億曲を突破し,その時点で音楽小売り分野で全米3位につけていた(関連記事:「iTunes Store」の楽曲ダウンロード販売が30億曲を突破)。
Appleによると,iTunes Storeは現在,600万曲の音楽カタログを保有し,ユーザーは5000万人にのぼる。これまで40億曲を販売している。
まぁ、そんな島国内の小競り合いなどお構いなしに、iTunes は50億曲を売り、文字通り一大市場を築きつつあります。経済のパワーというのは凄いですね。もちろん、ユーザーのパワーも。
ユーザーに受け入れられない仕組みは、それがどんなに理想的であっても、所詮は絵に描いた餅です。そしてその絵に描いた餅にたかる虫など笑い話のネタぐらいにしかならないような気がします。
DRMだ、コピーワンスだ、と小さな小さなことに捕らわれているのは、日本人である私としては少し残念です。”それ”は手段にしか過ぎなかった筈なのに。