2010/07/07

Apple vs Google?

結論:学会と展示会に行きましょう。あとGoogleスゲェ

quoted from:Google Buys Simplify Media To Power Music Syncing For New iTunes Competitor

Google just announced that it bought Simplify Media, a startup that offers software that lets you share your iTunes music across platforms, including the web.


6/30を持って、正式にサービスが停止しました。半永久的に続くとは思っていませんでしたが、購入時にはこの展開は読めなかった。でも、後付で考えると、確かにGoogleがこの分野に参入していないのは逆におかしかった。特に、iTunes がGeniusを始めた時などは、いかにもGoogleが好きそうなネタでもあった。

それにしても、情報技術とその周辺の変化スピードはめまぐるしい。制御や電気なんて、基本はもう50年以上変わっていないけど、情報技術はパラダイムシフトが起こるんじゃないかという予感を抱かせる。だから、GoogleやAppleにはなんだかワクワクさせられる。

色々な学会(といっても国内だけど)を見に行くと、大きな潮流やダイナミックな変化は感じられないけど、豆球ぐらいの僅かな先行波が見えることがある。それがビジネスとして大成するかどうかを見分けるすべは、未だに分からない。でも、広く情報収集することで、すぐにキャッチアップする、するための方策が見える、ということはある。

イノベーションというぐらいだから、そりゃ自分で作り出すのが一番楽しいんだけど、それが駄目なら、そういう奴らが居ないか、そういう奴らが何をしようとしているか、をWatchする、これも面白い。

今思えば、こういう流れはGoogleカンファレンスを見てたら気づいたんじゃないか、という風な気もしている。

それと、展示会。

展示会の説明員は、割と”本当に開発やってる人”や”研究者”が引っ張りだされてくる。実は、展示会の説明員をやるのを皆嫌がる傾向がある。”質問に答えられないから”だそうだ。なので、”やっぱ作った人に説明してもらわないと”という最もらしい理由で、その道を少し先に行っている人たちが引っ張られてくる。こういう機会に色々聞き出すと、色々教えてもらえる。ネタを引き出すコツは”本当に困ってそうなことを質問してみる”

”でも、これ精度が出ないんじゃないですか?”とか”いやー、コレ単体だとなかなか儲からないんじゃないですか?”とか。向こうが”いやー、本当に困ってるんですよねぇ”といえばシメタものです。学生さんもそういう機会を利用して情報収集してみては如何でしょうか。

2010/04/18

入社式にみる社風

時節柄、各社の入社式をぼんやりと眺めてみました。多くのメーカー系の入社式における訓辞は、よく言えば、「理想的」で悪く言えば「テンプレート通り」で、社風をよく表しているなぁ、と個人的に思うのですが、その中ではダイキンなどは少し面白く思いました。

社長じゃなくて、会長がやってきて、円卓に座って、身振り手振りで思いを伝える、というのはなかなか面白いじゃないですか。少人数だからできるということもあるのでしょうけど。

特に、会長さんが言った5つのポイントを見たときは、良くも悪くも「会社的」ではなかったので、中々面白いです。特に、訓辞で「夢を持て」なんて言葉が出てくるあたり、なかなかクサくていいです。

ちなみに、この5つのポイントはいわゆる「起業家マインド」と言われるものです。最終的には、こういう人たちは独立してしまうことが多いのですが、長期スパンで見れば、会社にとってプラスになる、とクリステンセン先生は言っています。

quoted from:ダイキン工業株式会社 平成22年度入社式会長兼CEO井上礼之 訓辞 | ダイキン工業株式会社

ダイキン工業株式会社
平成22年度入社式 会長兼CEO井上礼之 訓辞
― 「イノベーター」になれ」 ―


ダイキン工業株式会社(本社:大阪市)は、平成22年4月1日に、梅田センタービル『クリスタルホール』(大阪市北区中崎西2-4-12)で、平成22年度入社式を行い、井上礼之会長兼CEOが次のように訓辞しました。


<井上会長訓辞(要旨)>
新入社員の皆さんは今の時代をどんな風にみているでしょうか。戦後の高度経済成長やバブル経済とも無縁な皆さんにすれば、「右肩下がり」の時代が続いてきたという印象が強いかも知れません。今では、海外諸国から「失われた20年」と揶揄され、「衰退途上国」と不名誉なレッテルまで貼られています。日本経済がこのような状況に陥った原因を一言で言えば、日本が世界経済の大きな構造的変化(パラダイム・シフト)を見過ごし対応が遅れた、ということでしょう。

「未来」は現在の延長線上には生まれません。駕籠から鉄道が生まれなかったように、鉄道から飛行機が生まれなかったように、「未来」は現在とは不連続な形でやってきます。それが「パラダイムシフト」の本質です。

このような大転換期において、新入社員の皆さんに期待することは「イノベーターになれ!」ということです。時代の先を見据えるフロントランナー、変革者になっていただきたい。

坂本龍馬の有名な言葉に「日本を今一度、洗濯いたし申し候」があります。旧体制の江戸幕府を倒し、新しい明治政府を作り上げる原動力となった坂本龍馬は、まさしく日本のイノベーターです。

皆さんには自分の可能性を信じ、夢中になれるものを見つけ、フロントランナーとして力を発揮して欲しい。

特に望みたいことは以下の5点です。
(1) 夢を描く:将来こうありたいという「夢」と現状のギャップを見据えることで明確な目標設定ができ、将来のビジョンを描くことが出来る。社内にロールモデル(目標とする人)を見つけ、早く自分の「型」を身につけて欲しい。
(2) ウォームハートとクールヘッドであれ: 夢を形に変えるために、熱い思い(ウォームハート)を持つ一方で、現実を直視する冷徹な頭脳(クールヘッド)を持って欲しい。
(3) 「評論家」はいらない、「挑戦者」になれ: 失敗を恐れず、何事にも前向きにチャレンジして欲しい。ダイキンは前向きの失敗は授業料だと思ってとがめない。出来ない理由を並べ立てる「評論家」ではなく、出来る理由を探し、可能性にチャレンジする「挑戦者」になってもらいたい。
(4) 出る杭になれ、「空気」を読むな: 企業の活力や競争力は、とんがった者同士が互いに切磋琢磨することで生まれる。覇気のない「良い子」はいらない。常識を疑い「出来合いの答え」を否定すること。グローバル競争を勝ち抜くために、周りの「空気」に流されない、異能・異才を求める。
(5) 一角(ひとかど)のプロフェッショナルとして「一隅を照らす」: ヒト一人で出来ることには限りがある。チーム力、組織力で戦うのが企業経営というもの。そのためには、組織の一人ひとりが当事者意識を持って自分の職責を果たすことが必要。今自分が置かれている場所や立場で、ベストを尽くして自分が光ることで周りの人も光らせることのできる人(=「一隅を照らす」人)になって欲しい。

2010/03/02

ピーターの法則 その2

「日本半導体敗戦」という本を読んでいて、ピーターの法則が気になったのでもう一回確認してみました。日本の半導体産業が落ちぶれた理由を、分かり易く説明しています。まぁ、半分は恨み言にも聞こえますが。

quoted from:ピーターの法則 - Wikipedia

ピーターの法則とは組織構成員の労働に関する社会学法則

  1. 能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。すると有能な平(ひら)構成員も無能な中間管理職になる。
  2. 時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。
  3. その組織の仕事は、まだ出世の余地のある、無能レベルに達していない人間によって遂行される。

1969年、南カリフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーター(Laurence.J.Peter)により自著『THE PETER PRINCIPLE』の中で提唱された。日本では1969年、『ピーターの法則―〈創造的〉無能のすすめ―(ローレンス・J・ピーター/レイモンド・ハル 田中融二訳)』がダイヤモンド社より出版された(2003年再版の新訳は渡辺伸也)。このユーモアあふれる論文で、ピーターは「ためになる階層社会学」を「うっかり創設してしまった」としている。この原理はモデル化され理論的な妥当性を有している [1]

この問題を回避するために組織がとりうる手段として、次の段階の仕事をこなせる技術と仕事のやり方を身に着けるまで人材の昇進を控える方法が挙げられる。例えば、管理能力を示さない限りは、部下を管理する地位に昇進させない、などである。

  • 第1の帰結は、現在の仕事に専念している者は昇進させず(ディルバートの法則と類似)、代わりに昇給させるべきである。
  • 第2の帰結は、新たな地位に対して、十分な訓練を受けた場合にだけ、その者を昇進させるべきである。これにより、昇進の(後ではなく)前に管理能力に欠ける者を発見することができる。

ピーターは、階級システム、もしくはカースト(身分制度)は不適当な配置を避けられるので、より効率的である、と指摘した。

プルチーノらは、計算機を使ってその動向をモデル化し、様々な昇進ルールを比較した。すると、最も優秀な者と最も無能な者を交互に昇進させる方法と、無作為に選ばれた者を昇進させる方法が、ピーターの法則の影響から逃れ、組織の効率を最も高くすることができた [1]

 

!!

ランダムが最も効率が高いとは!

まぁ、モデルにも因るのでしょうけど。当然、一方向だけの評価関数で最適化すれば、ポテンシャルが最も低いところに落ち着くんだろうなぁー、と何となく思います。本当?

以前読んだときは、「昇進するのみであればこうなる。能力が発揮できない人を降格させる仕組みがあれば良い」と結論しましたが、まぁ、なんというか、実際は難しいですよね。

ピーター先生は、

「ポジションを作るな」「昇進するな」「無能のフリをしろ」という、対策案を出していて、「えぇー?」と思いました。昇進するな、ってのはまぁ、そりゃそうなんでしょうけど、昇進しないと給料が上がらない、という仕組みも多いので何とも。給料が欲しければ、そういう会社を選ぶべき、なんでしょうけど。

給料が多ければ幸せか?という疑問もあるでしょうけど、少なくとも私は貧乏よりは幸せです。借金取りに追われて、家の電気消したり、玄関の外から怒号を聞くのは、結構精神的にクルものがありますよね。あれは良くないです。話が脱線しましたが、昇進すると自分の能力が発揮できなくなる(コトが多い)し、昇進しなければ、なかなか給料も上がらない。昇進して、能力も発揮できなくなり、責任だけ重くなって、仕事だけが増えて、給料は変わらず、というのは最悪ですな。得てしてその最悪のパターンが多いようにも見受けられますが。

マルチロールを可能とするような人材育成、というのは一つの解というか夢かもしれませんね。研究も、開発も、調達も、交渉も、営業も、設計も、経営も、何でもできますよ、というスーパーマンのような人材が作れるのであれば、まぁ、これに超したことは無いでしょう。あくまで夢ですが。普通にこれをやろうとすると、何もかもが中途半端な、フラットステータスなキャラクタが出来上がっちゃうんでしょうね。フラットキャラは、いろいろなところに遊びに行けて楽しいですけどね。装備が充実していれば。フラットは育成に時間と金が掛かるんだよなぁ。

それか、本当にランダムシャッフルしてみる、とうのも面白いかもしれません。単に面白いだけで終わりそうな気もしますが。

2010/01/26

grooveshark がなかなか良い件

今更感が漂いますが、オンライン音楽共有サイト Groove shark をオススメします。私はよく利用しています。

このGroovesharkは楽曲をアップロードするのに、DRM無しの楽曲を購入する必要があり、この販売額と広告収入とVIPユーザーの会費(月3$で広告無しにできる)をアップロードユーザーとダウンロードユーザーと著作権者とGroovesharkで分け分けするモデルです。合法ですよ。

最近、ビジネスとして、「誰からお金を貰うのが素敵か?」と考えるのですが、こういうモデルは好きですよ。

単に、聞くだけなら、ブラウザに広告が表示されるかわりに無料で聞くことができます。音質もなかなか良い方だと思います。というか、無料で膨大な曲数を聴くことができるので、家や新幹線(N700系)で延々掛けっぱなしで、聞いています。今もDaft Punkを聞きながら、新幹線でレポートを書いています。この文章はちょっと息抜きです。(^_^;)

基本的に洋楽メインですが、洋楽聞く人にはかなり良いサイトではないでしょうか。

昔は、音楽聞きながら仕事はできなかったのですが、真剣に頭を使わないような作業は、音楽聞きながらの方が効率的に仕事できているッぽいです。リズム感ですかね。新幹線などは、騒音、雑音が多いので、音楽聞いていた方が逆に集中できますね。

(会社もノイズだらけなので、音楽聞きながら仕事する、もしくは、耳栓使うとはかどりそうですが。。。)

2010/01/10

Vista で USB機器が認識しない件

キーボードが認識しない点で、どうにも不可解なことがありました。状況を纏めると

  • ある程度以前に使用していたUSB機器は認識する
  • 新たに接続したUSBキーボードはドライバを探しに行くところで、「そんなドライバは無い」とダダをこねる
  • その他、USBハブなどのWindows標準のドライバで動くハズのモノもドライバを探しに行って、こける

というわけで、どうもドライバのインストール時に、何かこう、不愉快なエラーが起こっているッぽい。だいたい、HIDとしてすらインストールできないとは、どういう了見か。

そういう訳で、少し調べてみると、よくある問題のよう。ドライバキャッシュが壊れているよう。よくある問題なのに、対策されないのは、やっぱり「Vistaはなかったこと」にしたいからですかね。

そういうわけで、C:\Windows\Inf 以下の次のファイルを削除orリネームすると良いようです。


quoted from:Windows VistaでUSBなどが認識しない~

http://support.microsoft.com/kb/940199/jahttp://support.microsoft.com/kb/937187/ja (にしてもヒドい機械翻訳) に関連事項があるが、解決しないそもそも http://support.microsoft.com/kb/937187/ja については、Vista Goldが対象であって、My environmentはすでにSP1なので適用できず(泣。SP1で直してないのかよー(怒。

という四面楚歌な状態でみつけた情報。c:\windows\inf にある以下のファイルを全部削除。

  • DRVINDEX.DAT
  • INFPUB.DAT
  • INFSTOR.DAT
  • INFSTRNG.DAT
  • INFCACHE.*
  • SETUPAPI.*

で、再起動後、認識できていなかった機器を接続。ドライバのありかを要求されるのでc:\windowsを指定。

すると、サインされてないドライバなので危険だよー!的メッセージはでるが、そのまま進むととりあえず、機器は使えるようになりますた。



ちなみに、公式でパッチファイルがダウンロードできるのですが、「貴様のバージョン(Vista Buisiness)には適用不可じゃボケ」というメッセージとともにインストーラが終了する。すばらしい。すばらしいよVistaくん。

また、一つVistaが嫌いになりました。

2010/01/08

情報と欲求

「TV視聴率の全体的な低下の原因を、代替消費とコンテンツの質低下、以外で説明せよ」

結局、私が辿り着いた答えは

「情報のやりとりが変質しつつある。つまり、情報の享受から、発信と享受の双方向へ」

なんのことはない。WEB2.0の概念そのままなのだ。自分で考えた、というより、持っている知識の中から、マッチングするもを見つけて来たんですな。

でも、私の思考はここで停止。次のノードが見つからない。

「なぜ、変質しつつあるのか?何が変わったのか?何がトリガーなのか?」

この質問に答えが見つからない。

そこで、少し考え方を変えて、

「双方向の情報のやりとりこそが、人間の根源的かつ本質的な欲求で、いままで、単にそういうスキームが無かったから、できなかっただけ、なのかな?」

と、考えてみた。

それで、「人間 欲求 情報」でグーグル検索すると、下記のような記事が引っかかった。

quoted from:「オンラインゲームが人間の欲求に入り込んできた」--キューエンタテインメント:インタビュー - page3 - CNET Japan

水口:僕はメディアについて研究をしてきましたが、パッケージのゲームとネットワークのコンテンツというのは映画とアミューズメントパークぐらい違うと思っています。でも、ユーザーが楽しみたいときに何をするかという選択肢の中では、映画とアミューズメントパークってそんなに差がないと思うんですよね。

これは持論ですが、人間というのは持っている欲求とか本能をどう満たしていくかというときに、質的な変化を起こす者ではないかと思っています。そういう意味では「みんな何を求めているのかな」というところに原点があって、物質的なものには依存していないと思うんです。

だから、ネットワークでつながるという感覚は、人間の欲求の中で結構大きく入り込んできていると思うんです。今までゲームでつながりたいという欲求とか要望ってそんなになかったんですよね。でも、それが入り込んできた現状では、ユーザーは「お店に行ってハードとソフトを買って遊ぶ」から「いつでもどこでも簡単に参加できる」という欲求の方が大きくなるかもしれない。この欲求の矛先がどこに向かうかということを、すごく考えるんですよね。

そして、ユーザーの欲求を実現させるために自分の得意不得意を考えると、ネットワークのコンテンツの考え方は、さっきの映画とアミューズメントパークの違いのように、いい映画監督がいいアミューズメントパークを運営してマネジメントできるか? という状況になると思うんです。



この人面白いですね。共感したのは、ボールド部分。私には知識があまりないので、もう少し調べてもいいかもしれません。なんでもかんでも「欲求」でカタをつけるのは、思考停止の罠っぽいから、裏を取らないとネ。

ということで、もう少し検索結果を辿ってみると、下の記事に私が引っかかった。


quoted from:選択理論とは?- ウイリアムグラッサー博士の提唱する新しい心理学―人材教育コンサルティングのアチーブメント

従来の心理学では、人の行動、感情は外部の人や環境からの刺激に 対して反応するという、「外的コントロール理論」が主流であったのに対し、選択理論では、「人の行動は外部の刺激による反応ではなく、自らの選択である」つまり、「内的コントロール理論」だと主張しています。
外的コントロールの表れとも言える7つの致命的習慣が人間関係に多用された結果、多くの人間関係は破壊されてきました。そして大切な人間関係を維持できないことこそが、ほとんどすべての問題の原因である、というのが選択理論の考え方です。


これ、コヴィー先生が言ってることと、根底は同じですよね。そういえば、これは映画Matrixでもテーマになっていましたね。

選択理論については、面白そうなので、ちょっと本を買ってみようと思います。

あと、水口さんのプロフィール見ると、元気ロケッツのプロデューサやっているんですね。オモロイ発想するひとやなぁ。

うーん。なんというか、情報って本当にいろいろなところで、繋がっているんですねぇ。ちょっと驚いています。あと、オライリーはやっぱり凄いと思う。

2010/01/07

smart.fmがとても良い件

すばらしい。

http://smart.fm

言語学習SNSであるところのsmart.fmがすばらしい。今まで見てきた、この手のサービスの中で個人的には一番”やっていて楽しい”ですね。

他にもこの手のSNSサイトはあるにはあるんですが、正直取っつきにくいんですよね。やっていても、”いきあたりバッタリ感”が強いので、自分にフィードバックされているんだか、されていないんだか、よく分からない。

その点、smart.fm はとにかくクイズを解く。素早く解く。延々解く。

そうすると、だんだんと自分の回答スピードが上がっているのが分かって、楽しい。上達している、というよりは、自分が変化していることが実感できる。

ユーザーエクスペリエンス、と言うと陳腐になってしまいますが、インターフェイスが如何に重要か、ということがよく分かります。

そして、WEBサービスなので、iPhoneでも自宅PCでもシームレスに学習の続きができます。非常にオススメのサービスです。

別件

買ってきたキーボードが認識されない。ムキ-。

しかたなく、緊急避難アンド持ち運び用の、ペナッペナの超ミニサイズウンコキーボードを使っていますが、さっきからタイポミスが多くて、イライライライライラ。

リターンキーの上が’¥’キーなのがもう腹が立つ。バックスペースを返して!というか、1の位置に半角/全角キーが来ていて、最上段が全部一つ右にずれているんですよ。ーを書こうとして0になるたびにイライライライラするのでこれは精神衛生上よろしくない。手を考えなければならない。

別件

今日、会社に行く途中の通勤チャリ上で、どこかで見た

「視聴率低下の原因を、代替消費とコンテンツの質低下以外で説明して」

という命題を考えていて、5階層ぐらい掘り下げたところで、なんか、やたらとワクワクするような答えに辿り着いて、自転車漕ぎながら、

「なるほど、そうなっているのかー。うわー、めっちゃオモロイやん。これが原因なら、おめぇ、メディアへの考え方がガラリと変わるようなパラダイムシフトがそろそろ起こるんじゃないの。オラ、なんかワクワクしてきたぞ。」

てな感じでワクテカしながら自転車漕いでたんだけど、今となっては、やたらとワクワクしたことしか思い出せない。(また、最初から辿っても、そこに行き着くとは思うけど)

私の頭の中の思考軌跡を自動的に保存しておいて、あとで追体験できる仕組みはありませんかね?Googleさん?

2010/01/06

分散と居心地の悪さ

以前もどこかで書いたような気がします。

どうも私は、ブログを複数に分けると全体のクオリティが下がる、、、ような気がするんですよね。クオリティって何やねん、っちゅー話なんですが、まぁ、なんとなく、こう、分散しているというか。

どちらかというと、ドタマオカシイ系をハテナで書いてて、Googleでは、フツー系を書いているんですが、やっぱり自分でも違和感があるんですよね。あるんですよね。大事ではないのですが2回いいました。いい手の運動になりました。

それで、やっぱり私はもう少し、分け隔て無く書いていきたいと思うんです。だって、どっちも私らしさだもの。らしさだって。

いやいや違うだろ、そうじゃないだろう。面倒なんだ。単に。分けて書くのは。句読点多いな。

私の頭の中のお花畑は、シームレスに普通だったりあんまり普通ではなかったりするのに、書くときに無理に分けようとするから、妙にテンションを上げたり下げたり、プラプラさせたり、ホジホジさせたり、ブレッブレですよ。芯が。

そんなわけで、やっぱりブログを分けるのはやめておこうと思う今日今。

さて話題は変わります。

就職してからは、言われなくなりましたが、小学校、中学校、高校あたりまでは、「アラアラ、ボクちゃん、アタマいいのねぇ」と周囲の方から言われていました。

それを、フフフンと思っていたところが無かったかと言うと嘘になります。なんというか、そういうものでも、自尊心の一つにはなってくれるものです。

が、同時にどうしようもない居心地の悪さを感じてもいました。

なんというか、

「でも、ワシってホントは大したことないよ。分かってるよ。自分のことだもん。でも、それでも、そんなチッポけな事を、ちょっと鼻に掛ける自分が、なんて器の小さい奴なんだ、小さすぎやろ、顕微鏡使わないと見えないんじゃねぇの?それって、どうよ、どうなのよ?」

「って、考える辺りが自意識過剰で、やっぱりどんだけ器が小さいねん。小さすぎやろ。神棚に飾っておけるレベルやわ。年始に破魔矢と一緒に燃えてまえ」

「と感じたりして、どう考えても考えすぎやろ、もう、これだからチキン野郎は。」

と、思うこともあったりなかったりした。

これはネガティブ思考過ぎて、個人的には面白くないなーと思いつつも、結構罠に掛かってしまう。バッドスパイラルってそれに成りきってる間は楽しいんだけど、一歩引くと、なにやってんだか、とスゲェ勿体ないように思えて、仕方がないというか、いい知れない後悔感が漂う。

暗い。これは暗い。

しかも、この文章をニヤニヤしながら書いている自分がもう、なんというか、まぁ、それでもいいかー、と思わせてしまう。いや、本当にこの文章をニヤニヤしながら書いてるんですよ。おンなじ事二回言いましたけど。どうなの、コレ?

今思ったけど、プライドが大罪って、それどうなん?違うくない?人間がステップアップというか、こう、上座に行くためのドライビングフォースとして、結構使えると思うんだけど、どうなん?そんな、いきなり悟りを開けとか言われても無理でっせ。一歩一歩上達したいやん。

あけましておめでとうございます。

2010/01/03

sleep cycle

Sleep statistics for 01 - 02 1月 (土).

Went to bed / woke up: 2:38 / 7:23
Total time: 4h 45m

Analysis made by Sleep Cycle.

My sleep graph for the entire night:




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