2009/05/31

ハードディスク生涯

会社の先輩に声を掛けられた。

「SerialATAとUSBの変換ケーブル持ってないか?」

「持ってないですね。というか、何に使うんですか、そんなケーブル」

 

話を聞いてみると、

  • RAIDコントローラが壊れたかもしれない。マウントできなくなった。
  • 個別に外付けハードディスクとしてマウントできなかなーと思って
  • RAIDタイプは多分0と思う

とのこと。

この状況で、なぜSerialATAとUSB変換ケーブルが必要なのかは、大いに疑問。

 

もうなんか、RAID0という時点でアレなので、

あきらめたらどうですか」と言ったら「書きかけの重要書類があるのだ」とのこと。

 

で、よくよく聞いてみると

  • マウントはできないけど、Vistaのディスク管理でハードディスクの認識自体はできる

とのことなので、ははー、これは、パーティションテーブルが壊れたかなー、と思って、それっぽいツールを勧めてみた。



quoted from:HDDのパーティション修復ツール:HDD修復に関する情報サイト

このツールは,Partition Find and Mount と言います。
有償版のPartition Find and Mount proは,$43.95ですが,個人用には,無償のプログラムPartition Find and Mountが用意されています。
有償版との違いはデータ転送速度だけだけだそうです。
個人用には,これで充分なようです。

例えば,MBR(Master Boot Record)だけが壊れていたような場合には,簡単にHDDの修復ができるようです。
壊れたHDDを回復して,そのままアクセスが可能になるとのことです。
データを壊してしまうようなことは起こり得ないと説明されています。


結果、「やったー!ありがとう!マウントでけたー。」とのこと。

RAID0のMBRって、どういう扱いになってるんですかね?普通にストライピングされちゃうんですかね。

 

というか、ただのRAID0に重要書類を入れないでください。スピードと引き替えに魂とかを悪魔に売り払っているんですから。

2009/05/30

社内SNSの盛り上げ方

quoted from:社内SNSを盛り上げる:ITpro

なぜ盛り上がらないのか?

筆者の所属する会社にもこのような苦い経験はある。数年前社内ブログを立ち上げたのだが,全く盛り上がらなかった。今,その理由を分析してみると,次の3点が挙げられる。

1.「箱もの」的な導入

サーバーを立ち上げて,「後はよろしく」とばかりに投げっぱなしであった。利用者に対する期待感や,理想像が表明されていなかった。もちろん,コミュニケーション用サービスという「箱」を用意するだけで利用者が面白がって活発化することもあるだろうが,既存のネットサービスを活用しコミュニケーション欲を満たしている昨今のITエンジニアにとって,コミュニケーション対象が狭い社内ブログの魅力は低く映る。連載第2回で説明したtwitterなどを使い普段からコミュニケーション欲を満たしている社員にしてみれば,「これを使って何をしろと?」という感覚であったに違いない。

2.アクセスできる社員の絶対数の少なさ

手間の関係で,このブログは社内のネットワーク・セグメントに配置され,社内のPCからしか利用できなかった。約半数が社外に常駐して作業している環境では,アクセスできる絶対数も半減してしまう。

3.トップに対する説明不足

経営トップに対する説明と情熱が不足しており,トップもブログとどうかかわってよいのか迷ったと思われる。単に,「好きものが何か始めたぞ」と勘違いされてはいけない。なぜ,ブログを書くのか,どのような狙いがあり,それが経営にとってどのようにプラスになるのかの説明と説得が必要だ。

なぜ、社内SNSが盛り上がらないのか、どうしたら良いか、などが簡単に纏められている。経験者であれば、「ですよねー」と思うところが多いと思う。

対策については、リンクを辿って頂くとして。会社に対して何か利益があるか?と言われるとどうにも定量的評価が難しいところ。

参加人数やトピック数なんてのは数値化できるけど、それが生み出した価値はどれくらいなの?結局利益にどれだけ貢献するの?といったクリティカルクエスチョンには、正確な数値は答えられない。思いは言うことができるけど。

本当は、これらのクリティカルな質問は、相手も回答が無いことを知っていて質問していることが多くて、結局、その裏にある「障壁」は、もっともっと人間的な事が多い。経験上。人はロゴスでは動かないことが多い。

で、これが大変。人を説得するのは。

熱意は人を動かすのにとても効果的だけど、そもそも、そこまでの情熱を、展開する我々も持っていない。

だから、結局「試してみた」の域を超えない。

で、結論としてどうしたらいいか、ということなんだけど、自分の思いや情熱とバランスして色々な施策を試すしかないと思う。

2009/05/27

ネットワークプリンタのバッチ追加 その後

ダブルクリックするだけなので、正直、犬でもプリンタ追加ができるのでとっても楽です。

が。

方々から、「このプリンタは両面印刷が使えない」だの「A3のトレイが無いから手差ししないといけなくて面倒」だのの声が聞こえてきた。

自動でできないか調べてみたが、さすがにハードウェア構成まで設定できるようなオプションは無いようでした。残念。

プロパティとか一回見て頂いて、三回ぐらいクリックすると良い感じで詳細変更できるのですが、まぁ、それは難しいよねぇ。

結局、そこら辺まで面倒見た方がいいんだろうけど、私はそういう委員ではないので、聞かないフリして放っておくことにしました。

自分で調べなければ、意味がないですしねぇ。

2009/05/25

ネットワークプリンタの追加をバッチ処理する

OSのインストールを頻繁に行うのと、他の人への対応、というが案外面倒臭いので、サクリとインストールできる方法を探したら、サクリと見つかった。

rundll32.exe printui.dll PrintUIEntry の使い方

などを参考に。

prnport.vbs というのがいろいろとプリンタ関連の操作を代行してくれるようです。(ボールドの部分を適当に変えて作成。)

@echo off
#scriptで
CScript //H:CScript //S
#ポートの追加
prnport.vbs -a -r "プリンタポート名" -h "プリンタポートアドレス" -o raw -n 9100 -2d

#プリンタの追加とドライバインストール
rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /r "プリンタポート名" /m "ドライバのモデル名" /if /f "ドライバまでのパス" /b "プリンタ名"

ドライバのモデル名は、ドライバのINFの割と下のほうに書かれています。大抵は、プリンタ名と同じだったり。

あと、ドライバファイル名の拡張子が不完全になっていることがあるので、これは手直ししておく必要あり。うーん。そこそこ面倒になってきた。まぁ、一回作っておけば、あとは作業無くなるしいいか。

vista だとこんな感じ。これをbatファイルにして叩くと良い感じ。人に渡すときも、共有フォルダに関連ファイル全部置いといて、ファイルパスをメールで送って、ダブルクリックしてくださいな、と言うと少し楽。

@echo off
CScript //H:CScript //S
%windir%\system32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\prnport.vbs -a -r "IP_192.168.1.5" -h "192.168.1.5" -o raw -n 9100 -2d

rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /r "IP_192.168.1.5" /m "EPSON LP-S9999" /if /f "ドライバ\EPK99CFJ.INF" /b "EPSON LP-S9999"

 

prnport.vbsの位置は人とかOSによって変わるかもしれないので、要確認。XPだとsystem32直下にあるようです。

%windir%\system32\prnport.vbs

2009/05/20

cooliris が読みやすい件

 

Firefox のアドオンもしくはiPhone アプリとして提供されているcooliris が結構読みやすくなってきました。 というか、いつのまにかInternetExprolerにも対応しているし、記事も日本語対応が増えてきてます。

新聞などが得意とする「全体をぼんやり把握する」という面において、この表示形式はなかなかいいんではないでしょうか。

あと、読みやすさとはあんまり関係なさそうな鏡面映り込み処理ですが、個人的にはこれの効果が大きいように感じます。これのおかげで、オブジェクトが三次元的に配置されている、と脳が認識してくれるので、空間把握機能によって、より効果的なマッピングが行われている、んじゃないかなーとか思います。男性の場合だとより効果的かもしれませんね。(女性の場合だと、エピソード連想もしくは、平面投影の方がいいんですかね?)

というわけで、coolirisを勧めてみます。周りで使っている人をみたことないですけど。

これといい、photosynthといい、映像表現は、まだまだ奥の深さがありますね。もう少し、脳の機能との関連が分かれば、もっと効果的でもっとアグレッシブな表現方法があるんでしょうね。(洗脳的な方向に行くのかもしれませんが)

windows live writer を勧めてみる

 

周りで使っている人がいないWindows Live Writer ですが、一度慣れると、他で入力するのが面倒になってくるぐらい、とても素敵だと思います。

それは、多分、MS Wordの操作に慣れているから。

最初は、こういうローカルエディタは、WEBの記入のメリット、つまり、ネットさえつながればどこからでも書き込める、を殺してしまうと思いました。

でも、ちょっと考えると、家以外で、ネットに繋ぐことはほとんど無い。会社からはアクセス制限されているし。Yahooのニュースもアウトだからね。いわんや、Blogをや、ですよ。

会社では、ローカルでMovable Typeを立ち上げて、そちらに書き込んでいます。あんまり読んでくれる人がいないけど。ブログの存在を教えても、皆すぐに興味を失ってしまう。利用者人数があるクリティカルマスを超えないと駄目、と聞きました。まぁ、それはそれで。ちなみに、会社BlogもLive Writerでアップロードしています。

 

で、Windows Live Writer の良い点ですが

  • WYSWYG(つづり間違えていないよね?) 書いた通りにアップされる。アップする前にプレビューできる。
  • 編集途中で誤ってブラウザを閉じてしまう、という事故に遭わない。アレを経験すると、とっても萎える。

イメージで言うと、Wordに「投稿ボタン」が付いてて、文章書いて、投稿ボタンを押すと記事がアップされる、という感じです。

昼休みに出だしを書いて、家に帰ってきて、続きを書いてアップロード、なんて使い方もできなくは無いです。

余談ですが、昔はLive Writer 単体で配布していたので、インストールがシンプルだったのですが、今は、Windows Live ファミリーになっちゃってるので、インストールが鬱陶しいです。これはマイナスポイント。できれば、単体バージョンを手に入れてインストールすると良いのではないかと。

2009/05/14

前世

僕の前世はマイケルダグラスなんだよねー。

 

本当にすまなかったと思っている

 

そうそう。こんな感じ。うん。

 

あれ?

違う。この人じゃない。

この人はフラットライナーズの人じゃないか。違うよ。全然違う。マイケルとは何の関係もない。

どうでもいいけど、変な映画だったなぁ。ジュリアロバーツがモッサイんだよねぇ。

キーファーも24が売れてよかったと思うさ。

 

じゃなくて、ダグラスだったね。そうそうダグラス。

pic_douglas1

そうそう。こんな感じ。磯の香りがするよね。

 

違うね。うん。分かってる。でももう、前世は魚屋でもいいような気もしてきたんだ。だから、僕の前世は魚屋のダグラスさ。それでいいんだ。

ダグラスが活躍した話がこの動画さ。素敵だから3回ぐらい再生するべきだと思うね。

 

サイレントヒル3 UFOエンディング

Disk Mirroring tool その2

暗号化解除をゴニョゴニョしているのですが、どうもSDKには、EncryptFile とDecryptFileしかないようで。しかも引数はファイルパスだけですよ。まぁ、シンプルですこと。結局、暗号化解除→コピー→暗号化、と割と残念な感じの実装になってしまいました。都合、最低でも3回ファイルコピーをしていることになって、あぁ、遅ぇ遅ぇ。どうにかならないモノか。

別件、GetFileAttributesでENCRYPT属性がなぜか取得できないんですが、これは、アレですか、ブルース・リーとかの呪いですかね。というか古いMFCのMSDNには、ENCRYPT属性ってそもそも書いて無いんですよねぇ。

まぁ、動作が遅いですが、自分が求めた要件は満たしているので。ここで諦めます。試合とか終了です。

2009/05/13

Disk Mirroring tool

DiskMirroringTool というとても素敵なアプリがあります。ファイルバックアップに使わせていただいております。感謝。

しかしながら、暗号化ファイルをバックアップすると、暗号化されたままコピーされてしまうので、バックアップとしてはあんまり意味がありません。(キーも一緒にバックアップしておけばいいっちゃーいいんですが)

作者さんがソースを公開されているので、ちょっと、10行ほど追加してみた。チェックが入っていれば、元ファイルのリードオンリを外して、暗号化ファイルをコピーしたあとに、暗号化を解除して、日付を戻すというだけの内容。

diskmirror

それなりに快適です。

しかし、ネットワーク越しのバックアップでは巧くいかない。そもそも暗号化ファイルをネットワークを超えてコピー、ってのができないっぽい。あんまり調べていないけど。

で、すぐに思いつくのは、どっかローカルにテンポラリでコピー→暗号化を解除→ネットワーク経由でコピー→テンポラリ削除、って方法なんだけど、これはあんまりスマートじゃない。余計にコピーしている分、時間がかかる。ファイル数が多いと馬鹿にならないような気がする。

そもそも、Windowsの暗号化解除自体も、テンポラリでコピー作って、解除して、オリジナルを削除ってことをやっているっぽい。ほかに方法は無いのかなー。

なんとか、暗号化を解除しつつ、同時にコピーなんて方法がないものかな-。

というわけで、もう少し調べてみます。

2009/05/10

討論系

どうも、討論系のテレビは好きになれない。朝まで生テレビもTVタックルもどうにも面白く感じない。というよりも、見ていてイライラする。

会社で会議をするときは、ブレインストーミングを除いて、大体は、

ISSUEの確認→FACTの整理→仮説→Why? So What?の繰り返し→Issueに対する結論、

という流れで進むので、これに慣れきっている私にとって、ISSUEがあっちこっちに飛んで、FACTの整理もせず、数字も追わず、仮説も立てず、結論も出さない、ついでにいうと、自分の意見を押し通すばかりで、人の意見を聞かない、よりよい答えを捜そうとしない、

という、討論系の番組は、どうにも見ていてイライラするので、もう、ほとんど見なくなってしまいました。

特に、最後に仮説でもいいので、結論を出す、とうのは、割とサラリーマン的には会議を開くときの最低限のOUTPUTだと思っているし、思われているので、なんというか、最低限すら満たされていないのは、なんとも腹立たしい気分になります。

というか、討論系は別によりナイスな答えが欲しい、というか、それが目的ではないっぽいんですよね。目的は、どっちかというと、「戦うこと」それ自体のように感じます。でも手段と目的の逆転では無いんですよね。単に、私と出演者と放送局のそれぞれの目的が違うだけ。まぁ、放送側も出演者も慈善事業家では無い訳ですしね。それは理解できます。私は見ないんですが。

たしかに、口に泡をためて、激論を交わしている人たちを眺めるのは、きっと面白いんでしょう。(個人的にはあまり面白く感じませんけど。。。)それは、まるで、異種格闘技戦をリングサイドで眺めるような興奮があるのかもしれません。だから、討論系は、ただ、打ち合う拳の代わりに、相手を叩きのめす論旨を、「ほぅほぅ。いいねぇ。楽しいねぇ。」と嗜むのが大人の楽しみ方なのかもしれません。

私はだめです。サラリーマン的思考に毒されています。ですので、テレビで議論しているのを見ると、

「まず背景と結論だけ最初に聞かせて欲しい」
「それぞれの想定される効果を数字で示せますか?大体の数字でOKですので」
「リソースは何を使おうと思っていますか?期間はどれくらいを想定していますか?」
「それができると何が嬉しいんでしたっけ?」
「そもそも、我々が解決しなくちゃならない問題(ISSUE)は何でしたっけ?」

と、ツッコまずにはいられない。テレビなのに。もちろん、テレビだから突っ込めなくて、それが、なんというかフラストレーションで、不愉快。というわけで、見ません。今後も見ないかも。どうも、私にはあれを愉しむだけの「大人っぽさ」がないようです。

どこら辺の層をターゲットとしているんでしょうね。スポンサーを見れば分かるんでしょうけど。あれ?スポンサー無し?

2009/05/08

IgA腎炎症候群について

”IgA腎症は10歳代での発症が最も多く、やや男性に多い。検診で尿所見異常で発見されることが多いが、肉眼的血尿で見つかることもある。発症20年で約40%が腎不全へ移行するが、60%は自然寛解または腎機能正常で推移する。全国調査の解析から腎機能悪化のリスク要因は、初診時の血清クレアチニン上昇、高血圧、高度タンパク尿、腎生険高度組織障害である。臨床所見をスコア化してその後の透析導入リスクの計算が可能である。”(正しい診断と治療のABC IgA腎症 より抜粋)

私はこの病気と診断されたのは5年前ほどになります。診断結果は比較的予後不良群。5-20年以内に腎不全で人工透析に移行しちゃうかもネ、でした。現在は、血尿所見もたんぱく尿も見らない状態まで行きました。経過観察中というやつです。

IgA腎症は世界的に腎炎のなかでもかなり発症例が多いもので、特にアジア圏では他所に比べて有意差があるほど多い症例です。が、自覚症状がないため、気づかない人も多いのではないかと思います。この病気は原因がまだ分からないため特定疾患として登録されているものの、最近は効果が高い(と思われる)治療法も出てきており、発症より3年以内に治療開始すれば寛解率が高い病気でもあります。ちなみに、放っておくと腎臓がエライことになるので駄目です。知人に腎不全の方がいますが、人工透析はとてもとてもとても大変です。

これから、少しずつこの病気について、私が知ったことや体験したことをまとめて行きたいと思います。入院費用や治療内容などを簡単にまとめておけば、誰かの役に立つかもしれませんしね。

まずは結論を書いておきます。おかしいなと思ったら迷わず行動しましょう。お金を失うことは小さく失うことですが、健康を失うことは大きく失うことになります。ちなみに、私は素人ですので、詳細な判断は専門家の意見を必ず聞きましょう。

  1. 「血尿」と「たんぱく」が出たら腎機能障害を疑う。
  2. すぐに病院に電話して詳細な検査をしてもらう。「尿検査で血尿とたんぱくが出たので詳しく検査したいのですが・・・」と言って予約とって下さい。
  3. 病院は、腎臓疾患に詳しい内科、かつ、耳鼻科もあるところ。人工透析もやってる大きめの総合病院がおすすめでしょう。IgA腎症は全身疾患(免疫系+内臓系)ですので、診療科が少ないところはちょっと厳しいかもしれません。
  4. 尿検査と血液検査でどうもIgAかもしれない、となったら腎生険(腎臓の一部を採取して電子顕微鏡で見る)を行います。腎臓に針をプスッと刺します。腎生険を行わないと最終的な診断は難しいでしょう。検査を含めて3日~7日ほど入院することになります。時間作ってください。費用は3割負担で7~10万ほどです。
  5. 腎生険で病状が確定したら、治療を開始します。内容は担当される方で変わるかと思います。
  6. 私の場合はステロイド投薬で様子見。1年間ほど。月一回の通院。
  7. 効果が出ないため、扁桃腺摘出手術を実施。7~10日ほど入院することになります。連休を利用するなどしてどうにかして時間を作ってください。私はGWを使いました。費用は手術7~10万+入院費7,8万で合計15万ほどです。(3割負担。なぜ扁桃腺を切るのかは後述)
  8. ステロイドパルスを実施。大量のステロイドを間隔的に投与します。内容は一日一回点滴するだけです。今回は量が量だけに容態が急変する可能性があるため入院して行う必要がありました。これも10日ほど入院で費用は10~12万円ほどです。盆休み利用。大体、入院一日1万円+手術費と考えておけばよいでしょう。セミパルスといって通院でやる方法もあるようです。
  9. 1年ほど様子見。たんぱくおよび血尿所見がマイナスとなり、もうやること全部やっちゃったので、とりあえず終了。尿所見に異常が見られたらまた訪ねて来いといわれました。

それぞれの詳細について、今後少しずつ書いていこうと思います。

 

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2009/05/07

アートなお島

kimokabocha

連休が終わりますね。連休中にやろうと思っていたことが何も手がついていなくて少し自分に不甲斐ない思いを抱いています。明日からがんばろう。

連休中に

   へ行ってきました。

失敗でした。大失敗です。

そもそも、このアートサイトのコンセプトというか福武さんの思いは、

「物や情報が溢れる現代において、都会の喧騒から離れて、心にも身体にも元気を与え、安らぎを感じさせるこの環境の中で、人間が真に”よく生きる”とは何かを考える場所をつくりたい。」(公式HPより抜粋)

でした。もちろん事前に読んでいました。でも全く理解していませんでした。

そう。アレは、ゆっくりと自分を見つめるために作られたのに。連休中のダダ混みの時期に行くとは、なんたる愚行。ヴァカめ!(←子安声で再生してください)

※注;自分に対する戒めですので、他の訪問者をどうこう言うものではございません。人それぞれ、都合もありますし、考えや思いも人それぞれだと考えます。あしからず。

もうね。ダダ混みでした。びっくり。死ぬかと思った。じっくりゆっくり眺めるべきところの作品だったのですが、いっぺんに人が入れるようなものでもないので、順番待ちの列もありますし、一人で何時間もじっくり眺めるのははばかられます。

基本的に田舎ですので、公共交通機関はマイクロバスで、これにギュウギュウ詰めで山道を登ったり降りたりします。かなり体力が必要。かつ、待ち時間も長い。これは仕方ないのですが。レンタサイクルもありますが、あのアップダウンを自転車で行くのは結構大変かも。

マイカーでも上陸できますが、道がとても細いので気をつけないといけないでしょうね。個人的にはマイカーで上陸すればよかったと思っています。バスを待っている時間がとても寒いので。

作品への感想ですが、安藤先生スキスキーの私にとっては、地中美術館はなかなか萌え萌えできました。安藤先生の造形は、理系男子はたぶん萌え萌えできると思いますよ。あぁ、でも、規模はかなり小さい(ように感じられる)ので、物足りないかも。

作品群もなかなか素敵に思えました。タイムタイムレスノータイムなんて、4時間ぐらい眺めてたらきっと何か閃きそうな気がしました。中央の球っころに写りこむ周りの景色がいろいろに変わって、素敵です。一つ目のブタっ鼻がニヤリと笑っているに見えましたよ。なんというか、シンプルで不変な球という存在でありながら、環境の変化によって表層が変わっていくのは人間の本質も同じなんですかねぇ。

モネも素敵でしたよ。絵画自体もそうですが、配置も面白い。部屋の中央に立ってぐーるぐーる回ってみましたよ。

タレルさんの作品は正直ピンと来ませんでした。感じるものが無かったというか。まぁ、それもよいでしょう。

あとは家プロジェクトを見に行きましたが、角屋については、なんとなくメッセージ性を感じましたが、他は正直、何も感じなかったです。いったい何を表現したいのか、何が言いたいのか、作品と私との関係性が全くもってピンとこなかったです。もちろん、意味を求めるのであれば、意味は自分が掘り起こさないといけないのですが、どうも、私の中には当てはまるピースが無いように感じました。次回また見たいとも思いませんでした。

そんなわけで、半分は期待通りで半分は期待外れといった感想です。もともと、過度な期待をすることは(自分が響くか否かという視点で)自信過剰と思うので、それほど(自分に)期待はしていなかったのですが、それでもやっぱり、がっかりしてしまうのは、私が子供っぽいからでしょうかねぇ。

やはり、ここは1週間ほど滞在して、死ぬほどヒマな環境で、魚釣りしたり、鑑賞したりするのが良いように思います。

これがなかなか難しいのですが。

2009/05/06

国の経営状態は?



quoted from:民間の視点で見た 追加経済対策15兆円の怪しさ | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

いまテレビなどで議員や大臣の方々を見ていると、アメリカのGMやAIGのトップを連想してしまう。けっして、議員や大臣の方々が巨額の賞与をもらっていりというわけではないが、どうしても、1082兆円もの負債をかかえた当時者には見えないからだ。


財政赤字カウンター

 

すごい勢いで借金が増えていきますね。怖いですな。日本のバランスシートはかなり歪な感じがしますね。

単に(国民が)知らないだけの問題のようにも思えます。ただ、単に知らないだけならいいのですが、知りたいともまったく思っていない、となると、結構大変な気もします。

選挙制度が理想的に正しく機能している、つまり、きっちり標本化されているのであれば、選挙で選ばれた議員は我々国民の民意の正しいサンプルになる、、はずで、そうすると、彼らをフーリエ変換すると「国民」になるんじゃないでしょうか。 周りくどい言い方をしましたが、「議員や大臣」=「国民」と考えてもいいんじゃないかなーとか思います。つまるところ、議員や大臣が当事者意識がないのは、国民が当事者意識がないからじゃないかなー、と。ずいぶん乱暴な離散化のようにも感じますが。

もうひとつの大きな可能性として、「当事者意識があるような議員はテレビには呼ばれない」という可能性もあります。テレビというか一般企業は、まずは利益最適化が最優先ですから、当たり前で知っておくべきことだけど、あまり聞きたくないようなこと、は視聴率的によろしくないのかも。その場合も、結局、利益=CM提供企業のニーズ=視聴者のニーズという緩やかな構図が類推されて、これも、「国民が知りたくないから」という結論に至りそうで、どうにも私の視野が狭くなっている疑念がわきます。困った。(別に衆愚政治がどうこうって気は全くないのですが。)

まぁ、そんなわけで、まずは、国民のレベルというか意識を上げないと。そりゃあ議員さんだって、バカじゃないでしょうから、「選挙に勝つためには?」というISSUEに対して、「よーし、この国の借金をどうにかすることを政策の柱にして訴えてみよう」なんて思わないですよね。国民が興味を持たない話題で、選挙に勝てるってんなら話は別ですけどね。

(本来は、選挙に勝つのは、本当のISSUEを実現化させるための手段にしか過ぎないハズですが、まぁ、勝たなければ、話にならないってのも現実ですしね。ここら辺は、会社のビジョンと利益の関係と同じですね)

さて、では、国民のリテラシーを上げるにはどうしたらいいんでしょうか?

マスコミ?

まぁまぁ、それは難しいですよね。彼らのISSUEは「視聴者が求める情報を伝える」のが仕事ですから、国民が興味がないことは、ミッションではないですよね。もちろん、社会的な意味はあるかもしれませんが、一企業としては、まぁ、ビジョンも大事だけど、まずメシが食えるということが重要ですよね。別に空気(利益)のために生きてるわけじゃないですが、空気(利益)がなければすぐに死ぬわけですし。さすがに死ぬのはいやですよね。つまり、マスコミが活躍する、というか、できるのは、国民が「知りたい」と思った後ですね。

今の問題は、たぶん、どうやったら国民自身が「知りたい」と思えるか、そして、そう思えるようなレベルまでどうやって持って行くか、ではないでしょうか。

となると、やっぱり、教育かなー、いや、正確には影響かなー、とか思うんですよねぇ。でも、学校の先生が政治を教えて子供が興味を持つか?というと、これもそんな気はしないんですよねぇ。いや、学校の先生を非難している訳ではなく、なんというか、学校は、興味を持った後のステップだと思うんですよ。

というわけで、まずは私が興味を持つこと。それを、誰かに伝えてみること。それを試してみます。我々が次の世代というか子供を、イイ感じで影響(教育じゃなく)していかなければならないと思うんスよ。で、そのためには、まぁ、まずは自分が変わらないとね、と。(自分以外はコントロール不可ですしね)

というか、会社の同僚などとはこういう会話をたまにするんですけどね。ちなみに、30分の昼休み時間で我々がたどり着く結論は、まぁ、なんというか、人権的には結構アウトに近い答えが多いですが。合理を追求するとそこに行っちゃうんですよね。

私の周りには、(私が思うところの)リテラシーが高い人が多くて、なんというか、選挙は本当にちゃんとサンプリングされてるのかなー、とか思いますよ。

豚インフルエンザのMAP

H1N1 Swine Flu map

WHOの報告内容や地元ニュースを元に感染者情報をチクチクと書き込んであるようです。

ビジュアルで見ると、一目瞭然ですね。

こういうのを見ると、GoogleMapはほかにもいろいろ使い道がありそうです。

(位置情報や地域情報とリンクすると有用になるような情報)

 

日本では、今一つ危機感が薄い(ような気がします)ですが、北米では結構騒いでいるようです。ちょっと過剰反応しすぎという批判もあるようですね。

英会話のにーちゃんにも、「お前はswine flu に対して具体的にどのような対策をとっているのか?」と聞かれました。マスクぐらいですかね。