どうも、討論系のテレビは好きになれない。朝まで生テレビもTVタックルもどうにも面白く感じない。というよりも、見ていてイライラする。
会社で会議をするときは、ブレインストーミングを除いて、大体は、
ISSUEの確認→FACTの整理→仮説→Why? So What?の繰り返し→Issueに対する結論、
という流れで進むので、これに慣れきっている私にとって、ISSUEがあっちこっちに飛んで、FACTの整理もせず、数字も追わず、仮説も立てず、結論も出さない、ついでにいうと、自分の意見を押し通すばかりで、人の意見を聞かない、よりよい答えを捜そうとしない、
という、討論系の番組は、どうにも見ていてイライラするので、もう、ほとんど見なくなってしまいました。
特に、最後に仮説でもいいので、結論を出す、とうのは、割とサラリーマン的には会議を開くときの最低限のOUTPUTだと思っているし、思われているので、なんというか、最低限すら満たされていないのは、なんとも腹立たしい気分になります。
というか、討論系は別によりナイスな答えが欲しい、というか、それが目的ではないっぽいんですよね。目的は、どっちかというと、「戦うこと」それ自体のように感じます。でも手段と目的の逆転では無いんですよね。単に、私と出演者と放送局のそれぞれの目的が違うだけ。まぁ、放送側も出演者も慈善事業家では無い訳ですしね。それは理解できます。私は見ないんですが。
たしかに、口に泡をためて、激論を交わしている人たちを眺めるのは、きっと面白いんでしょう。(個人的にはあまり面白く感じませんけど。。。)それは、まるで、異種格闘技戦をリングサイドで眺めるような興奮があるのかもしれません。だから、討論系は、ただ、打ち合う拳の代わりに、相手を叩きのめす論旨を、「ほぅほぅ。いいねぇ。楽しいねぇ。」と嗜むのが大人の楽しみ方なのかもしれません。
私はだめです。サラリーマン的思考に毒されています。ですので、テレビで議論しているのを見ると、
「まず背景と結論だけ最初に聞かせて欲しい」
「それぞれの想定される効果を数字で示せますか?大体の数字でOKですので」
「リソースは何を使おうと思っていますか?期間はどれくらいを想定していますか?」
「それができると何が嬉しいんでしたっけ?」
「そもそも、我々が解決しなくちゃならない問題(ISSUE)は何でしたっけ?」
と、ツッコまずにはいられない。テレビなのに。もちろん、テレビだから突っ込めなくて、それが、なんというかフラストレーションで、不愉快。というわけで、見ません。今後も見ないかも。どうも、私にはあれを愉しむだけの「大人っぽさ」がないようです。
どこら辺の層をターゲットとしているんでしょうね。スポンサーを見れば分かるんでしょうけど。あれ?スポンサー無し?
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